蹴る群れ

木村元彦

3部構成からなり、1部はそれぞれの国のサッカー選手にスポットを当て、その国のサッカー事情、政治事情を浮かび上がらせる。2部は日本サッカーの傍流で活躍してきた人たちを描く。3部は各国のGKのインタビューを通じてGKのポジションの特質、各人の人となりを描く。
どれも木村節炸裂でよかったが、特にアルバニアのバタ、レバノンのアドナン、溝畑のエピソードが面白かった。